2020年08月

2020年08月31日

見上げる空にオスプレイ

上を向いて  歩こう♪

にじんだ星を数えて♪

思い出す  夏の日♪

ひとりぽっちの夜♪


坂本九さんの名曲『上を向いて歩こう』です。
いい歌ですね。みなさんも1度は口ずさんだことがあると思います。

シンプルでありながら、感情の深い所をよく歌にして表現していると思います。


では。
僕も上を向いてみたいと思います。


『上を向いて♪歩こう~♪涙が~♪こぼれ~なっ……ババババッ!』
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ん?

バリバリバリバリバリバリ!
ババババババババッ!

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『…………』



風情もへったくれもありません。
轟音を響かせ、オスプレイが我が者顔で旋回してゆきます。

そうです。
僕の住む街には米軍の在留基地があります。

3市1町に跨がる形で、ドデーンと横たわっています。
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空軍に属するこの基地からは、日夜を問わず飛行機の離発着が繰り返されています。

夜間の飛行訓練の際には、夜中までバババッと騒音を浴びせられます。

僕の家は着陸時の旋回経路の真下となりますので、かなりの低さで飛行機が飛んで行きます。
窓枠がガタガタと音をたて、テレビや電話の声は遮断されます。

おちおち昼寝なんか出来やしません。

特に最近では、2018年より配備されたオスプレイ(CV22)の騒音がひどいです。
18年10月~19年10月までの1年間で、のべ840回の飛行が確認されています。

ちなみに。
2019年度。この基地から離発着した飛行機(オスプレイ以外も含め)の数は、年間14.089機とカウントされています。

1日=約38.6機が頭上を飛行しています。


これが僕の住む街です。

アメリカとの関係性に口を挟む訳ではありません。…しかし、地元住民は黙って今の状況を今後も受け入れなくてはいけないのでしょうか?

小学校の校庭に大きい部品が落下した事もあります。(幸い無人の時間帯でした)
基地を迂回するために慢性的な交通渋滞も日常となっています。
米軍関係者による繁華街のトラブルや治安の低下も、長年の問題となっています。


僕の街では…
上を向いて歩いた方が、逆に涙がこぼれてしまいます。  

『悲しみが多過ぎて泣いてばかりいたって、何にも見えなくなっちゃうよ

でたらめばかりだって耳をふさいでいたら、何にも聞こえなくなっちゃうよ』


せめて未来の子ども達には
静かな空をぞんぶんに眺めさせてあげたい

C120J輸送機のプロペラ音を聞きながら、窓の外を眺めています。

kuntakinte1980 at 22:48|PermalinkComments(0)

2020年08月30日

てくてく散歩@甲斐駒ヶ岳

まだ暑い日が続きますが、山の夏シーズンとなると終盤を迎えつつあります。
梅雨明けの遅れもあり、今年の夏シーズンは短かったように感じています。

でもまだ夏です。
エンジョイしていきましょう。

今回は南アルプスの名峰『甲斐駒ヶ岳』に行って来ました。
汗を「これでもか!」ってほど流しましたが、楽しい1日となりました。

8月29日(土) 快晴 メンバー:ひとり
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(05:53)
甲斐駒ヶ岳の登山口の1つとなる尾白川渓谷駐車場よりスタートとします。
駐車場で仮眠を取ったら、寝過ぎてしまい…1時間ほど遅れてのスタートになりました。

竹宇の駒ヶ岳神社の脇を通り、尾白川に掛かる吊り橋を渡り登山道へと入っていきます。
道は序盤からグイグイと登りが続きます。
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(06:41)
笹ノ平分岐で横手からの道と合流し、八丁登りを進んで行きます。
まだ標高は1600m程度。ムンムンと蒸し暑く、汗がボタボタと流れていきます。
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(07:50)
標高を上げてゆくにつれ、少しずつ風景が変わっていきます。時より吹き抜ける風が涼しさをもたらしてくれます。
前屏風ノ頭を抜け、刃渡りを通過し、道は尚もグイグイと急登が続きます。
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(08:02)
刃利天狗の少し手前から富士山が見えていました。長く厳しい登り坂のコース、途中で垣間見える景色が心を癒してくれます。
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(08:39)
5合目に到達しました。
写真の中央部分に見えている、小さな頭が甲斐駒のピークとなります。…まだまだ先です。
おにぎりをモグモグ頬張り、エネルギーを補給します。他のハイカーさんも休憩を取っていて、和気あいあいとした雰囲気でした。 
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(08:56)
ルートの後半は梯子や鎖場が多数あります。
ここからが国内でも屈指の急登ルートの1つ、黒戸尾根ルートのメインとなります。
見上げるだけで心が折れそうな登り坂が延々と続いてゆきます。
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(09:10)
七丈小屋の水場(100円)です。
ゼィゼィと登って来た登山者にとって、ここの水は天の恵み。冷たく非常に美味しいです!
清々しい気分となりリフレッシュしたら、再び急登へと挑んでゆきます。
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(09:37)
目を白黒させ、砂礫のザラついた坂道を登ってくると8合目にある御来迎場に着きます。
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ここからは美しくも凛々しい甲斐駒ヶ岳の姿を見ることが出来ます。
荘厳たる山姿にうっとりと眺めてしまいます。
…8合目とありますが、まだまだ先は険しく長い道のりとなります。頑張りましょう。
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(09:55)
有名な岩場に到達です。
岩のてっぺんに剣が2本立っています。修験登山でも有名な山ですので、何かの意味があるのでしょう。…避雷針だったりして。
さて。ここまで上がってくるとピークはあと残りわずかです。辛く長い道のりでしたが、いよいよその時を迎えます。
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(10:15)
やりました!到着しました!
ふぅ長い登り坂でしたが、何とか登り切りました。苦痛からの解放の瞬間です。
少しガスが湧いています。おにぎりをモグモグしながら晴れるのを待ちましょう。
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おや、晴れましたね。
こちらは仙丈ヶ岳方面の風景です。見事な山々を目の当たりに出来ます。
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こちらは鋸岳方面になります。
凸凹が険しく連なっており、まさに上級者コースといった所ですね。
山頂の気温は24度でしたが、日差しが強かったので思っていたより暑さを感じました。
少し下って日陰で休憩します。
さすが人気のある山ですね。ピークには多くのハイカーさん達が登頂の喜びを満喫していました。
さて、来た道を下山となります。
黒戸尾根ルートは距離こそありませんが、高低差は2200mあり、下るのもひと苦労です。
注意して行きましょう。
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(11:37)
鎖場や梯子をこなしグイグイと下降してゆきます。膝がクスクスと笑ってきました。
『まだここか~』と落胆しながら辛抱強く下って行きます。
標高を落とすとだんだんと気温も上がってきます。一時引っ込んだ汗がまた流れだし、結果びっしょりになりました。
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(12:50)
ふぅー駐車場に戻ってきました。
ここでの気温は33度!少し頭がクラクラする暑さです。
タオルを持って川へ。川遊びをしている子らに紛れて水浴びをしました。

最高!

冷たく澄んだ水に脚を浸し、無事に楽しく山を歩けたことにホッとしました。
川床の日陰は気持ち良く、賑やかな子供達の歓喜の声を聞きながら昼寝を少々。

お腹が減っていたことを思い出し、身仕度を済ませて帰路に着きます。
帰りは【ほうとう】の美味しいお店に寄り、大変満足な1日となりました。

南アルプスの大自然に感謝です!

kuntakinte1980 at 12:33|PermalinkComments(0)

2020年08月26日

青空

少しずつ夏の終わりを感じています。

まだ依然として昼間は暑いのですが、夕方からはほんのり涼しく、朝方は快適な気温です。

日が沈む時刻も早くなりつつあります。

梅雨明けが遅かったのも影響あるのでしょうか、夏シーズンが短く感じます。

秋は秋で好きな季節ではあります。

しかし、少し寂しさもあります。

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まだ何かやり残しているような…

コロナウィルスによる自粛期間もあり、不完全燃焼のまま夏の終わりを迎えてしまう気がします。

おそらく同じような思いの方達が多いのではないかと思います。

オリンピックに限らず、甲子園や花火大会や…その他多くのイベントが軒並み中止となった夏でした。

季節はモヤモヤした気分のまま、秋に移り変わろうとしています。


来年の夏は、通常の夏シーズンになる事を願わずにはいられません。


夏バテとコロナ感染に注意をして、これからの日々を過ごしていこうと思います。


kuntakinte1980 at 21:12|PermalinkComments(0)

2020年08月23日

てくてく散歩@奥多摩ラン

毎日とても暑い日が続いています。
少しでも気がゆるむとバテてしまいそうです。

食事と睡眠が大切ですね。

天気予報によると、もう少しで猛暑のピークを過ぎて比較的過ごしやすくなるとの事。

ギラギラの熱い真夏の太陽の下、山の中を走り回れるのもあとわずか…と言うことになるのでしょうか。

思い出を残さねば。


さて。
この日記は主に山歩きの事を中心に書いております。『てくてく散歩』と題して、その日歩いた山行の内容を記録し書いています。
一方で僕は山岳マラソンを趣味としているのですが、その内容はほぼ書いたことがありません。

なので、今回はトレランの日記を書いてみたいと思います。
※とても面白くありません!


8月22日(土) 晴れ時々曇り メンバー:3人
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夜明け前に待ち合わせをして、知人の運転する車で奥多摩にやって来ました。

久しぶりの奥多摩です。この間よその山域ばかり行っていたので、約1ヶ月ぶりとなりました。
今回は所属するランニングクラブのメンバー2人を合わせ3人となります。

6:00の時点では気温は26度。
連日の猛暑によりマシに感じてしまいますが、涼しくはないですよね、26度って。お昼頃には34度まで上がる予報。用心して水分を多めに担いでスタートします。

『奥多摩むかし道』と名のついた舗装道路を進み、奥多摩湖を目指します。時よりトレイルもありますが、基本的には舗装された道となります。走り始めて15分程で汗がポタポタと流れ出しました。
奥多摩湖にある『水と緑のふれあい館』に到着した時には、パンツまで浸みるほどの汗をかきました。
開館時間外なので、外のベンチで小休止。
他のメンバーも全身汗まみれの状態になっています。ニヤニヤしながら軽食を口にします。

そこからダムの堤体を渡って、『奥多摩湖いこいの道』を走ってゆきます。ほとんど起伏がないので走りやすいコースとなります。

ビジターセンターよりグイグイと坂を登り鞘口峠へ、そこから風張峠、月夜見山、小河内峠へと走り抜けて行きます。

大ブナ尾根との合流地点(惣岳山)へのキツイ登りをこなし、御前山に到着します。
標高は1405mとなるのですが、山頂はムンムンと蒸し風呂状態となります。
流れた汗が靴の中に染み込み、靴下がグジュグジュと不快な音を立てています。

少し休憩をし、大ダワを目掛けて凸凹の道を進んで行きます。
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気温は32度。風が吹き抜ける日陰だと気持ちが良いのですが、直射日光を受けると目がチカチカして頭がクラクラします。
御前山の避難小屋に立ち寄り、水場で水浴びをして体温を下げながら走ります。

大ダワを抜けて鋸尾根と合流した辺りから、ちょこちょことハイカーさんも増えてきました。
少しピッチを落とし、急登を経て大岳山へ。
少し雲が多く展望は期待ハズレとなりました。
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ここからが正念場となります。凸凹の道を下って御岳山に向けてゆきます。
やはり暑さの影響もあり、3人とも口数が減り黙々と走っていました。すれ違うハイカーさんの数も増え、なかなかペースが作れません。
この区間が今回1番キツかった時間帯だったと思います。
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長谷川先生の碑に到達しました。
ここでメンバーの1人が脱落となりました。僕と同様に『暑さに強い』方なのですが、今日はキツかったようです。
無念そうな脱落メンバーに車の鍵を渡し、「車まわしといて!」と言い放ちスタスタと進んでゆく知人に少しゾッとしました。

御岳山より先はハイカーさんの数も減り、走りやすい環境となりました。
日の出山を通過し、金比羅尾根を武蔵五日市に向けてひたすら下降して行きます。
下からはランナーの方がちらほらと登って来ていました。暑さはランナーの方達には、あまり関係がないのでしょう。

きちんと水分補給をしていたのですが、それでも若干の脱水状態となりヘロヘロで下山となりました。
タイムはやや遅いゴールとなりましたが、とても楽しい内容となりました。
脱落メンバーも回復し、集合場所に迎えに来てくれました。

一体、今日だけで何リットル汗をかいたのだろうか?

お風呂に寄って帰る2人と駅で別れ、僕はひと足先に電車で帰宅しました。
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涼しく快適な電車に揺られ帰路に着きます。
自分の脚を眺め『お疲れ様』とねぎらっておきました。

今日もありがとう。


奥多摩・五日市の大自然に感謝です!

kuntakinte1980 at 00:12|PermalinkComments(0)

2020年08月17日

300g

今日も朝から爽やかに晴れ、夏らしい1日となりました。

気温もグイグイと上がり、僕の住む街は今季最高の36.5度を記録しました。

おかげさまで洗濯物がパリパリになるまでに乾きました。
真夏の太陽の光を吸い込んだ洗濯物は、とてもいい匂いがします。

夕方には軽く夕立がありました。
ムンムンとした空気が幾分か涼しくなったような気がします。


振り返ってみると、この数週間は色々な山を歩き回ったように思います。
(都民ならば自粛しなくてはいけませんが…)

すべて楽しく歩けていて、とても充実してはいるのですが。

少し疲れを感じています。


こんな時は…

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そう。
びっくりドンキーですね!

夕立が上がり、雲の切れ間より覗く青い空。

ぷーんと香るお肉の匂い。

心ときめく瞬間です。


『チーズカリーハンバーグディッシュの300gお願いします!』


これでバッチリ。


心配ない。


ありがとう、びっくりドンキー!!    

kuntakinte1980 at 21:26|PermalinkComments(0)