2020年09月

2020年09月30日

てくてく散歩@御岳山・ロックガーデン

本日は朝から爽やかな晴天になりました。
澄んだ青空はとても気持ちが良いですね。

さて。
今日は会社をお休みしました。
ミスって干された訳ではありません…有休の消化でお休みとなりました。

普段は休日の土曜か日曜にお出掛けしているので、新鮮な感じでハイキングをしてきました。

9月30日(水) 快晴 メンバー:ひとり
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(09:48)
朝のうちに洗濯や掃除など細々とした雑用を済ませ、少しゆっくりめな出発となります。
次の日もありますので、今回は御岳山のロックガーデン(以下、岩石園)を歩きたいと思います。
平日の水曜日と言っても、思いの他ハイカーの方が多く電車は賑わいを見せていました。
御嶽駅よりスタートします。
舗装道路をてくてく歩き、橋を渡って吉野街道へと進みます。
天気が良くてウキウキしてきます。

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(10:19)
ケーブルカー乗り場の脇にある登山道の入り口に到着しました。
バスや車で来られた方達でワイワイとしていましたが、登山道はひっそりとしています。
クネクネとした参道を登ってゆきます。木陰が気持ち良く、ハイキング日和となりました。

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(11:10)
武蔵御嶽神社に到着です!
やはり山頂周辺は人が多いですね。参拝、観光、レジャー等で人気があります。
道中の安全をお願いし、岩石園へと向かって歩いてゆきます。

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(11:30)
長尾平の分岐より階段を下り、岩石園へと進みます。高度を落としてゆくと徐々に沢の音が聞こえてきます。
爽やかな水の流れに心が癒されます。

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(11:33)
七代の滝(ななよ)に到着です。
最近よく雨が降りましたので、水量も多く豪快に水しぶきが上がっていました。
マイナスイオンを浴びながら、おにぎりタイムにしました。…うまし!

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(11:41)
天狗岩に着きました。
断崖の先に鎮座する烏天狗像。格好いいですねー、ちょっと寄ってみましょう。

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(11:42)
逆光で暗くなってしまいましたが、凛々しく建っております。
天狗岩の上部へは鎖や木の根っこがあり簡単に登ることが出来ます。見晴らしも良く気持ちのいい場所です。

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(11:47)
岩石園らしい苔石の庭が広がっています。
水分を含んだモフモフの良質なコケが堪能できます。手のひらがくすぐったくなる程に、びっしりと生えています。癖になる感触ですね。

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(11:48)
石段をピョンと飛び渡渉箇所を通過します。
ほど良いアップダウンがあり、沢を数回跨ぎながらコースは続いてゆきます。
飽きのこない楽しめるコースですね。

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(12:06)
綾広の滝へ到着しました。
こちらも水量が多く迫力があります。けっこう近くまで寄れますので、水しぶきを間近で浴びることが出来ます。…冷たい!
ちょうどお昼の時間になったので、滝の脇でおにぎりタイム。
数名のハイカーさん達もランチを楽しんでいました。いい雰囲気です。

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(12:09)
モグモグしながら少し歩くと、大岳山からの登山道と合流します。
岩石園コースはここで終了となります。ここからは通常の登山道をたどり御岳山へと戻ってゆきます。
天狗の腰掛け杉などを見ながら、御岳山、そして御嶽駅を目指して歩きます。

てくてく。

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(13:12)
神路橋(かみじばし)を渡って、近道コースで駅に向かいます。
川では鮎釣りを楽しむ釣り師の方達が多く見られました。もうそんな時期なんですね。

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(13:19)
無事に御嶽駅へと帰ってきました。
まだ御岳山周辺は緑が多く、紅葉はしばらく先だなぁと思いました。しかし、楽しく歩けるちょうど良いコースに満足しました。
紅葉シーズンは沢山のハイカーさんで大いに賑わうのでしょう。今日はのんびりと歩くことが出来、いい1日となりました。

岩石園の苔に感謝です!  

kuntakinte1980 at 19:42|PermalinkComments(0)

2020年09月24日

秋シーズンへの期待と不安

接近して来た台風は南東の海上へ進み、直撃は免れましたが本日は雨の1日となりました。

日照時間が少ないのも影響しているのか、肌寒い日でした。シャツ1枚だけでは物足りない感じがして、タンスからトレーナーの上着を出して着ています。

雨は遠慮したいですが、気候的には過ごしやすくなってきました。
ムンムンと蒸し暑かった時季が終わって、涼しく快適な気温です。

もうそろそろ山々は、色とりどりの鮮やかな紅葉へと姿を変えていくのでしょう。

今から楽しみであります。


さて。
紅葉を求めて山の奥へと歩き回るハイカーにとって、頭を悩ませる問題が『熊』になるのではないでしょうか。
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地域によっては個体数が少ないなど差はありますが、本州の山にはツキノワグマが生息しています。
僕のよく行く奥多摩にもツキノワグマが多数生息しており、目撃情報が毎年連発しております。
まれにハイカーや作業員の方が襲われ、ケガをする事故も報告されています。

3年前…
奥多摩は東日原よりヨコスズ尾根を歩いていた時のこと。
一杯水避難小屋の手前で熊と遭遇しました。

それまでに熊を目撃した事は幾度かありましたが、どれも距離があったので恐怖を感じる事はなかったのですが…
今回はバッタリと3~4mの距離で目の前に、登山道の脇からのっそりと出て来ました。 

頭は真っ白。

膝はガクガク。

目がテン。

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(写真は知り合いが別の山で遭遇した時ものですが、状況は同じです)

間近で見るツキノワグマの体躯の大きさに圧倒されました。
手足や首は太く、そしてたくましい!
ギラギラとした鋭い目で睨んできます。

僕はただただ『アワアワ…』と立ち尽くすのみしかありませんでした。

幸い熊はしばらく僕を睨んだ後、のそりと薮の中に消えてゆきました。


九死に一生を得る


まさにそんな感じです。
あの時あの熊に飛び掛かれたら、たぶん僕は今ここに居ないと思っています。

その後、恐怖のストレスから円形脱毛症になりました。(左側頭部に五円玉サイズ)

半年ぐらいはヨコスズ尾根に近づけなくなり、奥多摩からも足が遠退いた時期がありました。


山は野生動物の棲みかです。
僕はそこにお邪魔させてもらっています。

今となっては良い経験だと解釈し、気を付けて山へ行こうと考えています。

あの恐怖はもう勘弁です。

紅葉シーズンの度に思い出す、ガクブルな僕の経験でした。

kuntakinte1980 at 23:02|PermalinkComments(0)

2020年09月20日

てくてく散歩@四阿山・根子岳

暑い盛りが過ぎ、朝晩が過ごしやすくなってきました。グッスリ眠るにはぴったりの季節です。
ついつい寝過ぎてしまいがちですが、名残惜しい布団に分かれを告げ出掛けて来ました。

今回は四阿山と根子岳に行って参りました。

9月19日(土) 曇り時々晴れ メンバー:ひとり
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菅平牧場の駐車場に朝7時に到着。他の車は思っていたより少なく第1駐車場に停められました。
準備を整え、ウサギちゃんに挨拶をしてからスタートとなります。
鼻をスンスンとさせ、秋の香りを嗅いでいるようでした。かわいい子ですね。

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牧場脇の登山口より登って行きます。
最近ツキノワグマの目撃が相次いでいるようで、注意喚起がなされています。
昨夜から朝方まで雨が降ったので、グズついた道を歩いてゆきます。

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天気は曇り。雨こそ降ってませんが、濃いガスが山を包み込んでいます。
要所にある見晴らし場も、本日は展望なし。
樹林帯の中を歩き小四阿、中四阿と越えてゆきます。
気温は25度とちょうど良いコンディション。
時より吹く風が、汗ばんだ身体に心地よい涼を与えてくれます。
なだらかな傾斜の道を進みます。

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山頂下にある階段。あと少しですね。
予報では晴れ間があるとの事でしたが、濃い霧が漂っています。
分水峰でもある四阿山は雲の製造所。新鮮な霧がモクモクと沸き上がってきます。

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山頂に到着しました。
相変わらずガスに包まれていますが、休息を取りながら晴れるのを待ちましょう。
おにぎりをモグモグしながら、雲が途切れるのを待ちます。…同じように待機のハイカーさん達で山頂は賑わっていました。

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1時間ほど山頂で粘りましたが、なかなか上手く雲が切れずタイムアップとなりました。
しかし、時より覗く景色は素晴らしいものがありました。
来た道を少し戻り、分岐より根子岳を目指して進んで行きます。  
雨でぬかるんだ急坂を慎重に下降します。

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おっ、見えて来ました根子岳です。
だいぶ天候も回復してきて、青空に山が映えています。いい眺めです!

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根子岳へ続く道。
太陽が出たことにより気温が上がってきました。少し暑さを感じますが、気分良く歩くことが出来ます。霧もいいですが、やはり晴れが1番ですね。グイグイと登ってゆきます。

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鬼遊びの庭付近より、来た道を振り返ってみます。素晴らしい稜線を眺めます。
おやつを食べながら、しばし休憩タイム。
数名のハイカーさんも、景色を堪能しながら休まれていました。

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坂を登りきって根子岳山頂です。
再度沸いた霧に包まれ展望はなし。山頂には小さな子を連れた方達がいて賑やかでした。
少し滞在して晴れ間を待ってみましたが、途切れる気配がないので下山します。

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グイグイと高度を落とし、東屋のある場所まで来ました。
ふと振り返ると青空の下に根子岳を仰ぎ見ることが出来ました。まあ素晴らしい!

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眼下には高原風景が広がっています。
眠気を振り切り、朝早く出掛けて来た甲斐があったなぁと思いました。
爽やかな景色を眺めながら、おにぎりをモグモグと頬張るのは最高です。

さて。
駐車場へ戻りましょう。

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『どうだった?』
人懐っこい牛さんが話し掛けてきました。
『うん、良かったよ!』と返答し、今回のハイキングは無事に終わりました。

天候に不安がありましたが、雨は降ることなく晴れ間もあり、終わってみれば楽しく歩くことが出来ました。

少し日に焼けたかな。
顔がヒリヒリします。

お腹の調子があまり良くないので、アイスクリームはパスし帰路に着きます。
道中にある真田町のお蕎麦屋さんで、美味しくソバをいただいて帰りました。

大変に満足な1日となりました。

四阿山・根子岳はいい山ですね。
ウサギちゃんと牛さんに感謝であります!

kuntakinte1980 at 12:52|PermalinkComments(0)

2020年09月17日

秋バテの予感

ここの所あまり天気が良くない日が続きます。
日中は薄曇りが多く、雨がパラつく事も。

朝晩は涼しくなり、タオルケットだけでは肌寒さを感じたりもします。
猛暑は過ぎ去り、秋へと向かっています。

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会社を出て空を見上げれば、秋らしい雲模様となっていました。

『天高く、馬肥ゆる秋』

最近ご飯が美味しく感じられます。
もともとよく食べる方なのですが、涼しくなってからはモリモリと食べています。

昨日は最近オープンした【はま寿司】へ行き、好物のサーモンを中心に握り24皿、天ソバ、茶碗蒸し、プリン、コーヒーをペロッと平らげて来ました。

うまし!


美味しいモノを食べ、喜んでいるのは結構なのですが…近頃ちょっとバテ気味なんです。

思い返してみると外秩父七峰縦走あたりから、少しずつ疲れを感じていました。

『一晩寝れば治るっしょ!』の思い込みに頼り、何とか騙し騙し山へ行ってましたが…ここにきて意気消沈。

先週のお休みは山へ行かず過ごしました。
本を読んで家の中をゴロゴロ。
近所の公園へ行き読書。ドトールコーヒーへ移動して読書。
お陰で2日で3冊読みました。

いいですね。読書って。

STAY Homeを満喫しました。

そんな家の中での過ごし方に、彩りを添えてくれるのが音楽です♪

今回聴いていたのがコレ↓
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うわっ、懐かしい!…と思われた方もいるのではないでしょうか。

僕が中学生の頃にハマっていた曲です。
この曲のミュージックビデオがまた最高にCOOLだったりします。

『ベ~ビ コンバァック~♪』等と口ずさみながらのゴロゴロ読書は身体と心に癒しを与えてくれました。

今週末からはまた山へと行こうと考えております。
何だか熊の出没が全国で相次いでいます。
気を付けなければいけませんね。


COOLな懐メロに感謝です!

kuntakinte1980 at 19:56|PermalinkComments(0)

2020年09月13日

友人の危機から学ぶこと

3週間ほど連絡が途絶え、みんなで心配をしていた友人より連絡がありました。
結果から先に言うと、彼は無事であり現在は入院先の病院でリハビリに励んでいます。

とにかく安心しました。…と同時に『明日は我が身』ではなかろうか?と考えさせられる1件となりました。

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8月の中旬に彼から『北アをやらないか?』と誘いを受けました。しかし日程が合わずに同行をパスしました。僕の他にも彼は複数の知人に誘いを掛けていましたが、あいにく同行者を得られず、ソロ(単独)で北アルプスへと向かいました。

2泊を掛けて山々を歩き、アルプスを堪能した後の下山時にそれは起こりました。
少し体調が思わしくないとゆう自覚はあったものの、せっかく休みを取り来たのだから…と計画通りに山行を進めていました。

下降し始めてから息苦しさを感じ、休み休み歩いていたのですが、胸の痛みと目眩が激しくなり休息を取ることにしました。

彼が記憶しているのはここまで。

登山道の傍らで彼は倒れ込み、そのまま意識を失ってしまいました。
幸いなことに、その直後に下から登って来た登山者により発見され、すぐさま通報をしてもらえました。
駆け付けた救助隊員の判断でヘリコプターが要請され、総合病院へと救急搬送となります。

検査の結果、彼はARDS(急性呼吸窮迫症候群)と診断されました。
重篤な呼吸不全を起こしており、極めて危ない状態だと家族に連絡が入り、両親や兄弟が病院に駆け付ける事となりました。

発症から早い段階で搬送し処置が行われた事もあり、彼は意識を失ってから20時間後に目を覚ましました。

しかし低酸素な状態でいた為、身体へのダメージは大きいようで身体のあちこちに不具合が残っています。
3週間たった今、彼は地元の病院に移りリハビリを行っています。

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(向かって左側:僕   右側:彼)

彼とは数え切れないほど山へと行っています。健康体そのものであり、風邪でさえ滅多にひかない友人です。
そんな友人に起こった今回の1件は、僕にとっても衝撃でした。
同年代であり、同じ趣味を持ち共に過ごしてきたので、他人事とは思えません。

『色んな人に迷惑を掛けてしまった。身体は回復しているが、精神的な部分はまだ衰弱したまま。…山を続けるかは考えられないよ』とベッドで話す友人に掛ける言葉を見つけられませんでした。


何が起こるかは分かりません。

事が起こった際、山の中では迅速な対応が取れず、手遅れになることもあるかと思います。
僕もひとりで山へ行きます。
時には人が少ない道を選んだり、走る時は軽装備で奥へと入って行きます。

これまで命に関わるようなトラブルに遭遇した経験はありませんが、これから先は…と考えた時に不安になります。
「たまたま運が良かっただけ」なのかもしれません。
奥多摩や高尾など東京都にある山でさえ、去年は約160件の救難通報があり、12名の方が命を落としています。

明日は我が身

これを機に自分なりに考えてみたいと思います。
そんな友人の1件でした。

kuntakinte1980 at 01:46|PermalinkComments(0)